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これはどういうのかというと、藩では非常に老人救護に力を注ぎ、六十五歳以上の老人には、日労五合給付した。毎日のお米を五合出したというのである。今日でいうならば、老人年金をお米に代えて出しているようなものであろう。
その前田藩第十三代の殿様が斉泰候という人で、百歳以上の老人を呼んで園遊会を開いた。集まった最年長が百二十五歳の人で、その翁に書かせたら、なかなか雄勁(ゆうけい)な文字で「一口残」と書いた。長生きの秘訣は、一口残す、腹八分目ということである。
その後に「一口残、以て衆生を養う」と続く。残ったお米を托鉢(たくはつ)の坊さんにやって、坊さんはそれで生を養い、人生の生き方を庶民に説くということであろう。
この例からもわかるように、腹八分というのは、老人の一つの心得なのである。
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