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水は宇宙的性質を豊かに保持しており、生物は水の炉(ろ)に誕生し、片時も水なくしては生きておれない。
水の中にすべての生命の根源が存在していて、それが凝って物質や生命の究極を形成する因子となり、天然自然の万物はもとより、あらゆる生きとし生けるものを作っているのである。
地球上で生命が発生した頃の海が、どのような性質のものであったかは定かではないが、長い期間、海という生活圏内で繁殖を繰り返し、さまざまに進化、発展を遂げ、ほぼ二十億年以上をへてから、両生類が誕生して陸において繁殖を始め、地上という生活圏内でも独自な進化、発展を繰り返し、今日に至ったことは確かである。
今、陸上で繁栄を誇る人間の生理学的知見においても、生命の発生から基本的進化の大部分が海においてなされたことは、種々の痕跡から明らかである。
痕跡の一つは、人間が塩を必要とし、水を飲むことである。血液、体液、羊水などの密度は海水の密度と一致し、ナトリウム、塩素、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどの成分比が海水とほぼ同じであることも、人間や他の地上動物たちがかつて海中において生命を得、海と一体化しながら進化した何よりの証拠であろう。
一説によると、人間の肉体の成分比は、蛋白質(たんぱくしつ)が全体の十七パーセント、脂肪約十四、炭水化物一・五、ミネラル約六、そして残りの約六十一パーセントが水だという。
私たち人間の肉体のほぼ六十~七十パーセントは血液、体液といった水分であることに間違いはなく、その肉体を構成している細胞はちょうど水中の生物のように、水に浸され、水に溶けた栄養や酸素を得て、老廃物を捨てている。
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