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アルツハイマー型認知症と比べて、人格は比較的よく保たれていることが多く、病気を自覚する病識も比較的保たれており、初期の段階では周囲の人には気付かれないことが多いものです。
しかしながら、脳血管障害を起こす度に片まひや言語障害を来したりして、段階的に認知機能の程度が進んでいきます。
精神症状には、不眠、抑うつ、自発性の低下、意欲の減退、興奮、夜になると意識レベルが低下して別人のような言動をする夜間せん妄がみられます。
問題行動として、徘徊(はいかい)、行方不明、盗害妄想、幻視、人物誤認による異常行動、易怒、暴力行為、弄便(ろうべん)などの不潔行為、異食などが起こることがあります。
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【脳血管性認知症】
【健康実用辞典】
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