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視力障害の程度は軽度から重度までさまざまで、中には1〜2日で視力が低下し、明るさを失って白っぽく感じられ、中心部が見えなくなる中心暗点を呈することがあります。

片目だけに症状が現れた場合は、もう一方の目でほとんどの物が見えるので、視力低下に気付かないこともあります。

視神経炎の多くは、視力が低下してから1〜4週間で回復し始め、ゆっくりと正常または正常近くまで戻ります。原因によっては、視力がいったん回復しても再発を繰り返し、徐々に視力が悪化することもあります。

視神経の眼球壁内に起こる乳頭炎と、これより後方に起こる球後視神経炎の2種類に分けられます。乳頭炎は、眼底の視神経の先端部分に当たる乳頭や、これに近い部分の視神経に腫(は)れを示します。 球後視神経炎は、眼球の後方に炎症があって腫れが見えず、乳頭が正常に見えます。

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【視神経炎】

[1] 視神経の炎症による障害

[2] 乳頭炎と球後視神経炎

[3] 原因となる多発性硬化症

[4] 原因となる視神経脱髄

[5] 視神経炎の各種検査

[6] 視神経炎の各種治療法

 

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