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合併症としては、激しい下痢により体内の水分や、ナトリウム、カリウムなどの電解質が失われ、体液が不足して起こる脱水症が重要です。口が渇き、全身の脱力感が強くなります。
高齢者の場合は、発熱、腹痛などの症状が出にくくなる反面、脱水症にはなりやすいという特徴があります。口が渇き、舌が乾燥していたら、脱水症の危険があります。また、体力的に余裕のない子供の場合も、脱水症になりやすいので、下痢をして元気がなくなってきたら要注意です。
感染性の急性腸炎では、治療を怠れば長時間、症状が持続します。時には、激しい中毒症状から発熱、うわ言などの脳症状を合併して、死亡することもあります。家庭で対処はできませんので、医師による治療が必要です。
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