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非動脈炎性虚血性視神経症の治療では、高血圧、糖尿病、コレステロール値など、視神経への血液供給に影響を与える要因をコントロールしていきます。多少の自然回復傾向を示すケースもありますが、多くのケースでは視力低下と視野障害を残します。
側頭動脈炎が原因の動脈炎性虚血性視神経症の場合は、正常な反対側の目に視力障害が起こるのを防ぐため、副腎(ふくじん)皮質ステロイド剤、血管拡張剤、ビタミン剤などの内服や点滴が行われます。早期にステロイド剤を用いることによって、ある程度失明は予防できるものの、減量したり中止すると再発しやすくなります。
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