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そこで、超音波断層検査や光刺激による網膜の電気的な反応を検査して、網膜の状態を調べたり、血液検査や胸部X線検査、ツベルクリン検査などを行って全身疾患の有無を調べて原因を探ります。場合によっては、内科や呼吸器科など眼科以外の科に受診してもらうこともあります。
 最近では、硝子体の混濁を手術によって直接取り、混濁中の細胞などを調べることで原因を特定することも行われます。

生理的硝子体混濁は特に変化がなければ、放置しておいてもよいものですが、病的な硝子体混濁では、まず硝子体への出血の原因となる糖尿病や高血圧などの全身疾患の治療を行います。ぶどう膜炎、毛様体炎、脈絡膜炎などによる硝子体の混濁を抑えるためには、通常、副腎(ふくじん)皮質ホルモン(ステロイド剤)や消炎剤などの点眼、結膜下注射、内服、点滴などを行います。

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【硝子体混濁】

[1] 眼球内の硝子体に濁り

[2] 生理的な混濁、病的な混濁

[3] 速やかに眼科を受診

[4] 病的な混濁の治療

[5] 硝子体の手術と術後

 

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