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ボツリヌス毒素注射療法といって、ボツリヌス菌が出すボツリヌス毒素を注射して、筋肉の収縮を抑制させ、バランスをとって斜視を治療する方法もあります。例えば、内斜視の内直筋に注射すると、外側に目が動きます。治療効果が永続的でないため、繰り返し行う必要があります。

遠視が原因で斜視が起こっている調節性内斜視の場合は、まず遠視の眼鏡で矯正します。眼鏡で治らない部分については、手術を行います。

斜視のずれがわずかな斜位(潜在性斜視)が軽度の場合は、自覚症状がなければ治療の必要はありません。プリズム眼鏡と呼ばれる光線を曲げる眼鏡をかけることで、物が二重に見えるのを治療できることもあります。

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【斜視】

[1] よそを向く方向による区別

[2] 斜視の状態による区別

[3] 乳児内斜視、調節性内斜視

[4] 潜在性斜視と偽斜視

[5] 乳幼児斜視の早期治療

[6] 全身麻酔による手術

[7] ボツリヌス毒素注射療法

 

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