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尋常性白斑は、生まれ付きのものではなく、小児期より後、特に中年以後にできやすいものです。 原因は不明ですが、メラニンを作るメラノサイト細胞が壊れて消失することにより発症するメカニズムは、解明されています。全身どこでも突然、皮膚の一部の色が抜けて、その部分が白いまだらとなります。形状は木の葉状や類円形のものから不規則な地図の形を示すものまでいろいろで、周囲に広がっていく傾向があります。痛み、かゆみはありません。重症になると、つめが変形してしまうことがあります。
分節型白斑は、子供や若者にできやすいものです。はっきりした原因は不明ですが、皮膚の表面近くを走行している自律神経に、何らかの異常が起きて発症すると見なされています。体の左右のどちらか、片側だけに生じるのが普通で、顔や首にできやすく、特に三叉(さんさ)神経の支配領域に多いとされています。2〜3割は自然治癒しますが、残りは治療に抵抗を示します。
【白なまず(白斑)】
【四百四病の事典】
【メディカル・チェック】
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