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ファロー四徴症の検査と診断と治療

心臓超音波検査で、ファロ-四徴症の確定診断がつきます。手術を行う場合には、その前に肺動脈の正確な形態や、心室中隔欠損の位置、心臓を養う血管である冠動脈の走行、まれに合併する肺に流れ込む異常血管の有無などを調べるために、心臓カテーテル検査を行います。

無酸素発作を度々起こすような時は、ベータブロッカーと呼ばれる種類の薬を内服して、発作を予防することもあります。なお、保護者が乳幼児の無酸素発作に気付いた場合は、胸膝(きょうしつ)位といって足のひざを腹に押し付けるようにします。この姿勢をとることにより、体よりも肺に血液が流れやすくなって発作を収められるのです。また、なるべく泣き続けるような状況にしない、便秘にしないなどの注意が必要です。

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【ファロー四徴症】

[1] 心室中隔欠損、肺動脈狭窄

[2] 大動脈騎乗、右心室肥大

[3] チアノーゼと呼吸困難

[4] 成人で判明するケースも

[5] 無酸素発作を予防する

[6] 第一選択は開心術

[7] 第二選択は待機的手術

 

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