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■治療の機会を逃がさないために■

　GADという病気の名称やその症状については、これまであまり知られていなかったため、医療機関での治療を受けていない方も多いようです。

　また、病院に行っている方の場合でも、自律神経失調症や更年期障害と診断され、GADの患者さんとしての治療の機会を逃がしていることもあるようです。

　GADは発病すると、うつ病、パニック障害、社会不安障害（SAD）など他の精神科領域の病気を併発する可能性が高くなるといわれておりますので、コントロールできない不安や心配が続き、「心や体」に不調をきたすGADの症状が現れている場合は、早めに精神科や心療内科の専門医による診断を受けてください。　

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