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乳腺症

■生理周期に同調する症状

 乳腺(にゅうせん)症とは、女性ホルモンのバランスが崩れることで、乳腺に起こるさまざまな病変の総称。30〜40歳代でよく見られる良性疾患で、乳がんや乳腺炎のようにはっきりとした病気ではありません。 

 生理前に乳腺が張る、乳房が痛むという経験は、女性なら誰でも経験があることでしょう。乳腺症も、女性ホルモンの影響を強く受けて起こりますので、月経周期に応じて症状が変化します。 すなわち、卵巣からのホルモン分泌が増える生理前になると症状が強くなり、生理が終わると自然に和らぎます。

 症状は乳房のしこりや痛み、乳頭分泌など多様ですが、多くは正常な体の変化で、通常は治療の必要はありません。

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【乳腺症】

[1] 正常な体の変化

[2] まれにがんに移行

[3] 薬で症状が軽減

[4] がんと区別する検査

 

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