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門脈圧亢進症があると、その下流の臓器の脾(ひ)臓が腫れるために、白血球減少、血小板減少や貧血がみられるようにもなります。

また、肝臓での蛋白(たんぱく)代謝で生じるアンモニアを処理して、毒性のない尿素に変える働きが低下するために、中毒物質であるアンモニアが血液中に増加して、精神症状も起こります。性格が急に変わったり、普通では考えられないような異常行動をとったりすることがあり、ついには、うとうとと眠ったような昏睡(こんすい)状態となります。

これを肝性脳症と呼んでいます。

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【肝硬変】

[1] 肝臓が硬く変化

[2] 肝硬変の主原因

[3] 初期、早期の症状

[4] 黄疸、腹水、吐血

[5] 昏睡に至る肝性脳症

[6] 医師による検査

[7] 代償期と非代償期

[8] 食道静脈瘤の治療

[9] 肝性脳症の治療

 

【四百四病の事典】

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【メディカル・チェック】

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