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■減量にトライ!
肥満は脂肪が蓄積した部位によって、「上半身肥満」と「下半身肥満」、また上半身肥満は内臓の周囲に脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」と、お腹の皮下に脂肪がたまる「皮下脂肪型肥満」に分類されています。
それらのうち、糖尿病などの合併症を最も発症しやすいのは、内臓脂肪型肥満の方です。
肥満が気になる人は、毎回の食事量を二〜三割減らし、ゆっくり、よくかんで食べるプランの実践を。食事内容は、年齢相応の適切な摂取カロリーを考えて、栄養バランスのよいものに。
反対に、まとめ食い、とりわけ一日の食事量の半分以上を夜間に食べるのは、内臓脂肪を蓄積するので、禁止プランに組み入れましょう。
食事の見直しに加えて、有酸素運動も必要です。運動不足になると基礎代謝が減少し、貯蔵エネルギーが増えやすくなるためで、ウオーキングを主体にして、筋力トレーニング、ストレッチも併用しましょう。
肥満により糖尿病になった方も、体重を五パーセント減らすだけで、症状をかなり改善できるはず。しかし、急な減量では栄養素不足によって体調を崩してしまいかねないので、ゆっくり減らしていきましょう。
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