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 手術で筋腫を摘出する場合は、筋腫のみを摘出して子宮を残す方法と、子宮ごと筋腫を摘出する方法とがあります。どの方法を選ぶかは、年齢や妊娠の希望の有無、筋腫の状態、症状の程度などによって決定されます。

 手術の方法も、おなかにメスを入れる開腹手術だけではなく、腟から子宮を取る手術や、腹腔鏡など内視鏡によって開腹せずに行う手術もあります。

 開腹手術によって腹部からメスを入れる方法は、大きな筋腫も摘出できるのが長所。半面、傷跡も多少目立ちます。

 子宮が握りこぶし大より小さくて癒着がなく、悪性腫瘍や卵巣嚢腫(のうしゅ)などの合併もなく、腟からの分娩を経験したことのある人ならば、腟のほうからメスを入れて子宮の摘出を行う腟式手術を行うこともできます。

 近年、急速に広まっている内視鏡による手術は、傷跡が小さいかほとんどなく、回復が早いのが長所です。

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【子宮筋腫】

[1] 特に多い女性の病気

[2] 筋肉にできる良性腫瘍

[3] 3種類に分類

[4] 粘膜下筋腫

[5] 漿膜下、筋層内筋腫

[6] 治療の判断基準

[7] 薬物療法の功罪

[8] 子宮動脈塞栓術

[9] 筋腫の摘出手術

[10] 再発の可能性

 

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