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猩紅熱の検査と診断と治療

高熱や発疹のある場合はもちろん、のどのはれが2日以上治まらない時は、早めに小児科などの医療機関を受診しましょう。なお、高熱や発疹などの特徴的な症状が現れるのは4歳以上の場合が多く、乳児の場合は軽症で、単なるのど風邪症状のみであることがあります。

多くの場合は、臨床症状で診断が可能です。最近は、のどの抗原の迅速検査が、外来診断の主流となっています。確実に診断するには、のどや鼻の粘膜から綿棒で採取した検体の培養検査、血液による抗体の検査が必要となります。

猩紅熱の治療では、溶連菌に有効なペニシリン系の抗生物質を内服で用いるのが一般的です。数日で薬の効果が表れて、熱が下がり、発疹も目立たなくなります。

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【猩紅(しょうこう)熱】

[1] 小児に多い発疹性伝染病

[2] 現れる症状と合併症

[3] 抗生物質の内服治療

[4] 繰り返しの感染に注意

 

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