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猩紅(しょうこう)熱

のどの痛み、熱、発疹の現れる伝染病

猩紅(しょうこう)熱とは、小児に多い発疹(はっしん)性伝染病。A群β溶血性連鎖球菌という細菌の感染によって発症する疾患の一つです。

昔は死亡することもある疾患として恐れられ、明治時代に法定伝染病に指定されました。現在では抗生物質を正しく使用し、合併症を予防すれば完治が可能となったことから、1999年に施行された感染症新法により、法定伝染病ではなくなりました。

A群β溶血性連鎖球菌は溶連菌と通称され、のどに炎症を起こす咽頭(いんとう)炎を引き起こす細菌ですが、猩紅熱では咽頭炎だけでなく、全身に発疹も現れます。2歳~12歳までの子供に多く、幼稚園や小学校では秋から春にかけて集団発生することもあります。

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【猩紅(しょうこう)熱】

[1] 小児に多い発疹性伝染病

[2] 現れる症状と合併症

[3] 抗生物質の内服治療

[4] 繰り返しの感染に注意

 

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