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心的外傷後ストレス障害(PTSD)
衝撃的な体験によって生じる精神障害
心的外傷後ストレス障害(別名、外傷後ストレス障害:PTSD:Post-traumatic stress disorder)とは、衝撃的な出来事を体験することによって心の傷が生じ、さまざまなストレス障害を引き起こす疾患。その出来事をありありと思い出すフラッシュバックや、苦痛を伴う悪夢が、特徴的です。
心の傷は、心的外傷またはトラウマと呼ばれます。トラウマは本来、単に外傷を意味しますが、日本では心的外傷として使用される場合がほとんどです。
心的外傷を生じ得る出来事としては、地震、洪水、火山の噴火といった大きな自然災害、原発事故、航空機事故、列車事故、自動車事故、火災、戦争といった人工災害、殺人事件、テロ、監禁、虐待、強姦〈ごうかん〉といった犯罪が挙げられます。
通常は衝撃的な出来事を体験しても、時間の経過とともに心身の反応は落ち着き、記憶は薄れていきます。しかし、あまりにもショックが大きすぎる時、個人のストレスに対する過敏性が強い時、小児のように自我が未発達な段階では、大きな障害を残すことがあるのです。とりわけ、幼少期などの成長過程で心的外傷が起きると、脳の発育にダメージを受け、海馬の不発達や委縮などを起こすこともあります。
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【心的外傷後ストレス障害】
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