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また、心拍数の増加、血圧の上昇、心拍リズムの異常(不整脈)、多汗、手の振戦(震え)、イライラ感、情緒不安定、神経過敏、睡眠困難(不眠症)、多飲多尿、食欲の増進にかかわらず体重が減る、疲労や虚弱にかかわらず活動量が増える、いつも腸の働きが活発だが時々下痢をする、などの症状がみられます。
これらの症状は、一度に現れるのではなく、徐々に出てきます。全部の症状が出そろうケースもありますが、半分ぐらいの症状しか出ないケースもあります。
高齢者では、甲状腺機能亢進症の特徴的な症状を示さずに、衰弱、眠気、混乱、無口、うつ状態になることがあり、無欲性甲状腺機能亢進症、ないし仮性甲状腺機能亢進症と呼ばれます。
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【甲状腺機能亢進症】
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