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黒なまずとは、かびの一種である癜風(でんぷう)菌の感染で起こる皮膚病。癜風とも呼ばれて有り触れた疾患ですが、あまり疾患名は知られていません。
癜風菌は皮膚に普通に存在して疾患を起こさない常在真菌で、イースト型(丸い型)として存在しています。菌糸が伸びた型で黒なまずを起こしますが、存在すると必ず起こるわけではありません。残念ながら、起こる人と起こらない人の差が何かかはわかっていません。癜風菌が成育するには脂分が必要なため、皮脂の分泌が関係しているといわれます。
症状としては、主に成人の胸や背中などに、1~2cmの円形または楕円(だえん)形の薄茶色のしみのような斑点(はんてん)ができます。時には、斑点がたくさんできてくっつき、次第に広がっていきます。逆に、薄く色が抜ける白色の斑点ができることもあります。
【黒なまず(癜風)】
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