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不安を主とする場合は抗不安薬、うつ症状を主とする場合は抗うつ薬の服薬など、それぞれの病型に応じて薬物療法が必要な場合もありますが、薬物は期間を限って補助的に用いられます。

適切な治療で、多くは3カ月以内という短期間で回復します。しかしながら、適応障害の原因となっている心理社会的ストレスの軽減、あるいは除去が行われないことには、さまざまな症状が再発する可能性が高くなります。 ストレス因子がなくなった後も6カ月以上症状が続く場合は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)や分類不能の重度のストレス障害、特定不能の不安障害などを考慮する必要もあります。

日常生活上の心掛けとしては、環境要因からの心理社会的ストレスにより、心身のバランスを崩した時に症状が現れてくるので、適度の休養を確保したり、気分転換を図ったりして、日頃からストレスをためないような工夫をする必要があります。適切な相談相手を持って一人でくよくよ考えないことや、人といかにうまく付き合い、その中でいかに自己実現するかというソーシャルスキルを身に着けることも有効です。

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【適応障害】

[1] 社会環境への不適応

[2] 明確な外的ストレス

[3] 心身の症状と問題行動

[4] 適応障害の診断基準

[5] 適応障害の6タイプ

[6] 精神療法と薬物療法

 

【四百四病の事典】

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【メディカル・チェック】

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