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大量のガンマグロブリン点滴静注が効かない場合には、再度の大量ガンマグロブリン点滴静注、ステロイドによる治療、好中球エラスターゼ阻害剤であるウリナスタチンの点滴静注、血漿(けっしょう)交換療法などが行われます。

また、炎症を抑え、血を固まりにくくして冠動脈が詰まらないようにするという目的で、中等量のアスピリンを併用して内服するのが一般的です。アスピリンには血を固まりにくくする作用があり、急性期には体重当たり30~50ミリグラムを1日3回飲み、熱が下がった後も2〜3カ月間、体重当たり5~10ミリグラムを1日1回飲み続けます。

予後は冠動脈瘤が現れるかどうかで左右されますが、冠動脈瘤を合併した場合には、抗血小板薬や抗凝固薬を長期間に渡って併用することが望ましいとされています。

冠動脈瘤があっても、発病後1カ月の時点で冠動脈瘤の内径が4ミリ以下のものについては、運動の制限は必要ありません。4ミリ以上の動脈瘤が残ったものは、クラブ活動以上の運動は制限されることが大部分ですが、学校での体育については冠動脈病変の程度によって判断されます。いつまで経過観察をするかは、主治医とよく相談し、勝手に通院をやめないことが大切です。

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【川崎病】

[1] 4歳以下の乳幼児に発症

[2] 発熱や皮膚症状などが出現

[3] 心臓血管系の合併症

[4] 川崎病の診断手引き

[5] ガンマグロブリンの投与

[6] アスピリンの内服

 

【四百四病の事典】

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【メディカル・チェック】

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