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封入体結膜炎

性交渉で感染するクラミジア結膜炎

封入体結膜炎とは、細菌よりさらに微細なクラミジア(クラミジア・トラコマチス)という微生物によって引き起こされる結膜炎。近年、性感染症の一つとして注目されています。

尿道炎、子宮炎症などの病原体であるクラミジアが、性行為によって目に感染するもので、成人に結膜炎を起こします。また、新生児が母親から産道感染して結膜炎を起こします。

疾患名は、まぶたの裏から眼球につながる結膜の上皮細胞内に寄生し、増殖するクラミジアの塊が「封入体」と呼ばれることに、由来しています。

この封入体性結膜炎は特に長期化する結膜炎で、クラミジア感染症にかかっている人の性器からの分泌物に接触することで感染します。急性の結膜炎として、まぶた(眼瞼(がんけん))がはれ、まぶたの内側の結膜(下眼瞼結膜)が充血してむくみ、膿性(のうせい)の目やにが大量に出ます。

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【封入体結膜炎】

[1] 性行為で目に感染

[2] 目などに現れる症状

[3] 産道感染した新生児

[4] 結膜上皮細胞の検査

[5] 点眼剤と内服薬

[6] 結膜炎への対処法

 

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