健康創造塾

…………………………

 一九七九年、アメリカのD・ワリプケが報告したレポートは、睡眠時間の過少だけでなく、睡眠時間のとりすぎにも警鐘を鳴らし注目された。

 ワリプケはアメリカ・ガン学会の協力を得て、百万人を超える成人の睡眠時間を調査して、六年後の死亡率との関係に一つの相関関係を見いだした。睡眠時間が七~八時間の人の死亡率は最も低く、それより長くても短くても死亡率が高くなる、というU字型の関係を発見したのである。

 死亡率の高い病気を患っている人は、睡眠障害を引き起こしやすいことなども考えられるが、とりわけ睡眠過多と死亡率の関係は、原因がわかっていない。睡眠時間も、過ぎたるは及ばざるがごとしということだけは確かであろう。

……………………

【イチオシ!はこちら!】

 

【現代人の眠り】

[1] 睡眠への関心

[2] 夜へ夜へ

[3] 自然への背理

[4] 夜更かしの害

[5] 小児成人病の増加

[6] 睡眠時間の短縮化

[7] さらなる短縮化

[8] 短眠家たち

[9] 朝型と夜型

[10] 五時間睡眠

[11] 零時を中心に

[12] 幼児と睡眠

[13] 正しい眠りを

[14] 短眠のノウハウ書

[15] 単純生活の実践

[16] 睡眠不足の果て

[17] 体へのチャージ

[18] 無為にして化す

[19] 過ぎたるは……

[20] アメリカの警鐘

[21] 長く横たわる影響

[22] 睡眠が長い人

[23] 夢について

[24] 潜在性意識の表出

 

【四百四病の事典】

[10] 胃の不快症状

[11] ヘルペス

[12] 視力障害

[13] ピックアップ

 

【健康実用辞典】

[22] インデックスへ

 

【健 康 情 報】

[14] 睡眠を見直す

[15] やる気を練る

[16] ピックアップ

 

【メンタリティ】

[17] 強気勝気弱気

[18] ピックアップ

 

【ライフスタイル】

[19] 器量を磨く

[20] 「気」の神秘

[21] 脳力を研ぐ

 

【メディカル・チェック】

[0] ホームへ戻る


Copyright(c) 2005~
KENKOSOZOJUKU