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機能性甲状腺腫瘍は、甲状腺内の部分的組織の異常成長です。普通の甲状腺腫瘍は甲状腺ホルモンを分泌しないのですが、この異常組織は甲状腺を正常に制御するメカニズムから逸脱し、甲状腺刺激ホルモン(TSH)がなくても甲状腺ホルモンを必要以上に産生、分泌します。腫瘍が甲状腺ホルモンを過剰に分泌するため、脳下垂体で甲状腺刺激ホルモンの分泌が抑制される結果、甲状腺の正常組織が機能しなくなります。

機能性甲状腺腺腫は、若年期や青年期には少なく、加齢とともに増える傾向があります。眼球突出を除いてバセドウ病と同じ、甲状腺機能亢進症の症状が現れます。

体のいろいろな機能が過剰になり、心拍数の増加、血圧の上昇、心拍リズムの異常(不整脈)、多汗、手の振戦(震え)、イライラ感、情緒不安定、神経過敏、睡眠困難(不眠症)、多飲多尿、食欲の増進にかかわらず体重が減る、疲労や虚弱にかかわらず活動量が増える、いつも腸の働きが活発だが時々下痢をする、などの症状がみられます。

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機能性甲状腺腺腫

[1] 甲状腺ホルモンの過剰

[2] 症状は甲状腺機能亢進

[3] シンチグラフィー

[4] 手術とアイソトープ治療

 

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