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検査と診断と治療
医師による診断では、症状から甲状腺機能亢進症の見当をつけ、診断を確定するために血液検査を行います。多くの場合、まず甲状腺刺激ホルモン(TSH)の測定から始めます。甲状腺が亢進していると、TSH値が低くなります。しかし、まれなケースで脳下垂体が亢進していると、TSH値は正常あるいは高くなります。
血清中のTSH値が低い場合には、血液中の甲状腺ホルモンの値を測定し、甲状腺機能亢進症であれば高い数値を示します。原因がバセドウ病であるか疑問がある場合は、血液中の抗甲状腺抗体の有無を検査します。
甲状腺機能亢進症の治療法は、大きく分けて抗甲状腺剤、ベータ遮断剤などによる薬物療法、大きくなった甲状腺の一部を残して切除する手術療法、放射線ヨードを飲むことによって甲状腺の一部、ないし大部分を破壊する放射線ヨード療法の3種類があります。
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【甲状腺機能亢進症】
【四百四病の事典】
【メディカル・チェック】
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