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検査と診断と治療

甲状腺機能低下症は、血液検査で血中の甲状腺ホルモンを測定することで診断されます。高齢者によく発症し、軽症ではこの年代が侵される他の病気との区別が難しいため、多くの専門医は55歳以上の人に対して、この血液検査を少なくとも1年おきに行うように勧めています。

甲状腺機能低下症のまれなケースに、下垂体も視床下部も甲状腺刺激ホルモンを十分に分泌できないことに起因するものがあり、第2の検査として、蛋白(たんぱく)質に結合していない遊離甲状腺ホルモンT4値を測定する必要があります。このT4値が低ければ、甲状腺機能低下症の診断が確定されます。

治療法としては、軽度であれば経過観察のみとすることもありますが、数種類の経口薬のうち1種類を用いて甲状腺ホルモンを補充する方法がとられます。ホルモン補充に望ましいのは、合成甲状腺ホルモンT4です。

ほかに、動物の甲状腺を乾燥させた製剤があります。一般的に、乾燥甲状腺製剤は錠剤中の甲状腺ホルモンの含有量が変動するので、合成甲状腺ホルモンT4ほど十分な効果が得られません。

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【甲状腺機能低下症】

[1] 先天性と後天性

[2] いくつかの原因

[3] 身体機能の低下

[4] 粘液水腫の発症

[5] 甲状腺ホルモン剤

[6] 調整される用量

 

【四百四病の事典】

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【メディカル・チェック】

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