健康創造塾

…………………………

 『ホトトギス』を主宰した俳人の高浜虚子は、「五十ばかりあくびをすると一句浮かぶ」という特技を持っていたそうである。

 頭の働きに活を入れようと思ったら、体の筋肉を引き伸ばすことが一番なのであり、人間が無意識に実行している典型的な例が、あくびや伸びなのである。

 筋肉が引き伸ばされた時、その中にある感覚器の筋紡錘からは、しきりに信号が出て大脳へ伝えられる。大脳は感覚器から網様体経由でくる信号が多いほどよく働き、意識は高まって、頭ははっきり、すっきりするようになる。

 あくびも、上あごと下あごの間に張っていて、物を噛(か)むのに必要な咬筋(こうきん)という筋肉を強く引き伸ばすものであることを勘案すれば、俳人の特技もよく納得できる。

……………………

【イチオシ!はこちら!】

 

【体を動かす習慣を】

[1] やる気喚起のために

[2] いつでも、どこでも

[3] 体を動かし心に活を

[4] 素早い動作の効用

[5] 精神に伝わる興奮

[6] 体の一部に力をこめる

[7] 腹に力をこめれば

[8] 腹で生きる人に

[9] あくびや伸びの利用

[10] ある俳人の特技

[11] 自然に備わる覚醒剤

[12] 簡単な運動から

[13] 意識して体をたたく

[14] 冷水やお湯で発奮を

[15] 散歩で気分一新を

[16] 姿勢を正して歩く

[17] ライフワークの一環に

[18] やる気の原動力

 

【健康実用辞典】

[22] インデックスへ

 

【四百四病の事典】

[10] 胃の不快症状

[11] ヘルペス

[12] 視力障害

[13] ピックアップ

 

【健 康 情 報】

[24] 健康ダイジェスト

[14] 睡眠を見直す

[15] やる気を練る

[23] 健康を創る食養生

[16] ピックアップ

 

【メンタリティ】

[17] 強気勝気弱気

[18] ピックアップ

 

【ライフスタイル】

[19] 器量を磨く

[20] 「気」の神秘

[21] 脳力を研ぐ

 

【メディカル・チェック】

[0] ホームへ戻る


Copyright(c) 2005~
KENKOSOZOJUKU