健康創造塾

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 そこで、頭のボケを防ぐために、誰もが自分でできることとして、手のひらを鍛錬するのも一つの効果的な方法である。

 お寺の和尚が念仏を唱える時に、数珠を手のひらでもむ。それはお経をありがたくするということだが、手のひらを鍛錬してボケを防ぐということが、その中にちゃんと入っているのだ。

 中国の気功術の手始めも、両手の手のひらをこすり合わす。そろりそろりと手のひらを離すと、両手のくぼみの間に「気」が通う。これが気功の第一課だといわれている。

 そして、両指先を動かす末端運動もボケの予防になる。なぜなら、血液の循環は心臓の鼓動による力ばかりでなく、血管、ことに毛細管の末端にある動脈系と静脈系を結びつけるグローミーというものの働きが、同時にその原動力となっているというが、末端の運動はその血液循環をよくするからである。

 よく、中国では長寿法の一つとして、クルミを両手に始終持って常に動かすという。これなども結局、手、指先を動かすのがいいということである。使えば使うほどよいのが手と頭である。手の五指ばかりではなく、末端運動の一つとして足の指も動かすのもよい。

 また、手のコブシで、コメカミのあたりを軽く叩けば、頭に微震動を与えて、頭の血管やその毛細管を相当に刺激し動かすという作用もある。

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【肉体を慣らして頭を鍛える1】

[1] 脳も体の一部分

[2] 歩きながら説く

[3] 歩いて鍛える

[4] トレーニングの原点

[5] 防衛力の強化

[6] 一工夫して歩く

[7] 脳の可視部分

[8] 手指を動かす

[9] 噛んで長生する

[10] 噛んで賢明に

[11] 噛んで鍛える

 

【ライフスタイル】

[21] 脳力を研ぐ

 

【メディカル・チェック】

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