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原因となる菌として、従来は淋(りん)菌によるものが多かったのですが、最近では大腸菌、ブドウ球菌、連鎖球菌などの膣に存在する膣内常在菌と、性行為により感染するクラミジアによるものが多くなってきています。
ほかに、結核菌による感染、出産や人工妊娠中絶などの子宮内操作に続発する細菌感染もあります。
特に、クラミジアの感染による頸管炎は、比較的自覚症状が少ないことや、ピル(経口避妊薬)や避妊リングの普及、性の自由化と関連して、日本を含めた先進諸国で隠れた大流行があるといわれています。慢性化して不妊の原因になる場合もあります。
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【子宮頸管炎】
【四百四病の事典】
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