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ストレスは慢性の心身の緊張状態を作り出し、それがさまざまな身体の障害をもたらすと考えられていますが、その影響を緩和するためには、さまざまなリラクセーション法が非常に有効です。毎日定期的に練習を続けていくことにより、ストレスに対する身体の反応性自体が変わってくることも知られています。

 具体的な方法として、ここでは比較的簡単に習得できる方法を紹介しましょう。

それは腹式呼吸をしながら、呼吸の数を数える数息という方法です。息を吸う時にお腹が膨らみ、吐く時にお腹がへこむのが腹式呼吸ですが、わかりにくければ、仰向けに寝て腹の上に置いたタオルを上げ下げする練習をしましょう。腹式呼吸をマスターしたら、静かな場所でゆったりと座るか仰向けになるかして、呼吸の数を1から順番に10まで数え、10になったらまた1から数えることを繰り返します。

その際、いくつまで数えたかわからなくなったら1に戻ることと、リラックスすることを目的にしているので、一生懸命にならずにゆったりと行うことを心掛けます。

数息を1回5〜10分、1日1〜2回行うようにし、2〜3カ月も続けていくと、多くの症状が改善し、また体調全般もよくなってくるでしょう。

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【心身症】

[1] あくまでも身体疾患

[2] ストレスが大きな要因

[3] 心身症が認められる疾患

[4] 発症しやすい性格傾向

[5] 身体的治療と心理療法

[6] セルフコントロール法

[7] リラクセーション法

 

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