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●ピロリ菌の検査
ピロリ菌に感染しているかどうか調べる検査には、次のような方法があります。
内視鏡を使う方法
内視鏡によって胃の粘膜の組織を採取し、そこにピロリ菌がいるかどうかを調べる検査です。次の三つの方法があります。
1.ウレアーゼ試験:採取した組織を、尿素とpH指示液(酸性度、アルカリ制度を調べる)の入ったテスト溶液の中に入れて、色の変化を見ます。もし、ピロリ菌がいれば、ピロリ菌の出すウレアーゼによって、アンモニアが発生し、テスト溶液がアルカリ性になり、その結果、色が変わります。
2.組織診:採取した胃の粘膜の組織を顕微鏡で観察し、ピロリ菌の有無を調べます。
3.培養検査:採取した組織をピロリ菌が繁殖しやすい環境で培養し、その後、顕微鏡でピロリ菌の有無を調べます。
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