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離脱症状
離脱症状とは日常、使用してきた精神作用のある物質の摂取を完全に中止、または減量した際に起きる特異的な症状のこと。中枢神経系を抑制する働きのあるアルコールや、ヘロイン、モルヒネなどのアヘン類を連用し、依存した時によくみられます。
アルコールでは、不眠、抑うつ、振戦(ふるえ)、けいれんを始め、小動物幻視などをきたします。アヘン類などの薬物では、あくび、瞳孔(どうこう)散大、流涙、鼻漏、吐き気、腹痛、下痢などをきたします。
かつて禁断症状と呼ばれていたものも、この離脱症状に含まれます。
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