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薬剤抵抗性



薬剤抵抗性とは、人や動物の病気の原因になる細菌などの微生物、あるいは植物や動物の病害虫などを殺すために、同じ種類の薬剤を使い続けることにより、微生物や病害虫が抵抗力を身につけて、薬剤の効き目がなくなったり、効き目が弱くなること。

近年、人の頭に寄生するアタマジラミが世界的に増えていますが、これはピレスロイド系駆除薬に薬剤抵抗性のあるアタマジラミが増えているためと考えられます。

感染症の原因となる微生物などに対して、抗生物質などの薬剤(抗菌剤)の効果がなくなる場合は、薬剤耐性と呼ぶのが一般的。

薬剤耐性を獲得した細菌が別の細菌と接触して、薬剤耐性の遺伝子を伝達することも確認されています。元来、抗生物質は微生物が作り出しており、自然界にも耐性遺伝子は存在していると考えられています。

人や家畜、ペットの治療現場で発生した耐性菌や耐性遺伝子は、食物連鎖などを通じて人の生活圏と自然界を循環している可能性があります。

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