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ヘモグロビン



ヘモグロビンは、赤血球などに含まれる血色素。鉄の原子1個を内蔵する赤い色素「ヘム」が4個と、蛋白(たんぱく)質である「グロビン」とが結合してできています。

鉄が酸素分子と非常に結び付きやすい性質を持っていますので、ヘモグロビンは肺から全身の血液中の隅々へと、酸素を運搬する役割を担っています。二酸化炭素の運搬にも関与しています。

酸素と結合したヘモグロビン(オキシヘモグロビン)を持つ動脈血は、鮮紅色で、運搬した酸素を全身の細胞に与えます。細胞の排出した老廃物の炭酸ガスと結合したヘモグロビン(デオキシヘモグロビン)を持つ静脈血は、暗赤色で、肺まで運んで、新鮮な酸素と入れ替えます。

鉄分が不足するとヘモグロビンが十分に作られなくなり、体内に供給される酸素の量が不足してしまうため、動悸(どうき)や息切れ、めまいなどの酸欠症状が現れます。これが鉄欠乏性貧血で、若い女性に特に多い症状。レバー、海藻、緑黄色野菜、かき、あさりなど鉄を多く含む食品を摂取するように、心掛けたいものです。

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