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フェニルアラニン



脳と神経細胞の伝達役を務め、鎮痛剤などにも使用される必須アミノ酸

フェニルアラニンとは、神経伝達物質として神経細胞間で信号を伝達する役割を持つ必須アミノ酸の一つ。フェニルアラニンから生成されるノルエピネフリンとドーパミンにより、刺激を伝達します。

このフェニルアラニンは、化学合成されたDLフェニルアラニンというものが鎮痛剤として使われるなど、鎮痛効果が高いアミノ酸であり、関節痛やリウマチなど慢性的な痛みを軽減する効果があります。これは脳内でモルヒネと同じような効果を持つ、エンドルフィンの産出によります。

ビタミンB12と一緒に摂取すると、けいれんや多発性硬化症など、筋肉の病気にも効果があるとされています。また、フェニルアラニンはダイエット甘味料としても使われており、太り気味を改善する効果もあります。さらに、抗うつ薬にも使われており、元気が出ない時に摂取することで、気持ちを高揚させ、バイタリティーを生み出します。

天然のフェニルアラニンは、肉類を始めとして魚貝類、卵、チーズ、脱脂粉乳、大豆などに多く含まれています。ただし、過剰摂取すると、血圧が高くなりすぎる恐れがありますので、妊娠中の人、高血圧の人、心臓病の人は医師と相談したほうがよいでしょう。

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