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プロテイン食品



必須アミノ酸のバランスを改善する高蛋白質食品で、ストレス緩和や肥満対策に有効

プロテイン食品とは、一般的な食生活では偏りがちな必須アミノ酸のバランスを積極的に改善しようとする健康食品。

プロテイン(Protein)は蛋白(たんぱく)質のことですが、健康食品としてとらえる場合は、特に高蛋白質といった意味合いを持ちます。蛋白質は摂取する絶対量とともに、必須アミノ酸の含有バランスが大切で、この条件を満たした食品が高蛋白質食品ということになります。

必須アミノ酸は蛋白質を形成している20種類のアミノ酸のうち、人間の体内で合成することができない9種類のアミノ酸のことを指し、食べ物から摂取する必要があります。必須アミノ酸のどれか1つが欠けても、筋肉や血液、骨などの合成ができなくなります。

高蛋白質食品としてのプロテイン食品の効用としては、まずストレス対策に有効。ストレスに耐えるための生体の対抗手段は、コーチゾンに代表される副腎(ふくじん)皮質ホルモンです。このホルモン作用は筋肉や皮下脂肪を分解してブドウ糖に変えてしまうため、手足がやせたりする症状が現れます。ところが、プロテイン食品を取ると血液中の蛋白質が増え、コーチゾンは筋肉などの蛋白質よりも血液中の蛋白質を利用するようになり、生体の安定を保てます。

次に、インフルエンザ対策に有効。ウイルス性疾患に対してインターフェロンが有効とされていますが、その主原料は蛋白質であり、十分な蛋白質を取ればそれだけインターフェロンが多く産生できるわけで、風邪などの対策に役立ちます。

さらに、肥満対策に有効。肥満を解消するための食事制限の欠点の一つは、貯蔵脂肪の消費とともに蛋白質の消費も高進することです。その蛋白質の不足から貧血や内臓障害を起こしやすいのを補う比較的有効な肥満対策が、プロテイン食品です。

以上のほか、プロテイン食品には筋肉や骨を発達させる効果、頭の回転をよくし認知症を防止する効果、皮膚や毛髪の老化防止、解毒作用の促進などが期待できます。

一般的にプロテイン食品の原料は牛乳や大豆であるため、ミネラル類や各種ビタミン、その他の栄養素は通常の食事で摂取する必要があります。なお、プロテイン食品の中には、食物繊維などを配合してさまざまな機能性食品としての機能を持つものや、ミネラル類や各種ビタミンなどの栄養素が配合してあるダイエット向けプロテイン食品もあります。

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