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美容外科



疾患の治療をするのではなく、正常な体の組織を美的に形成する診療科

美容外科とは、「外科」の一分科で、医学的にみて正常な体の組織を手術などにより、美的に形成することを目的とした診療科。目や鼻、顔面、皮膚など、客観的には疾患と認められない微妙な形状を外科的に修復して、それらの形状に起因する精神的負担の軽減を図ろうとします。

広い意味では、体の組織の再建を目的とする「形成外科」に属しますが、医療法で1978年より独立した診療科として標榜(ひょうぼう)してもよいことになっています。 それ以前に使われていた美容整形という名称は現在では使われず、美容(形成)外科という名称が一般的に用いられています。

美容外科の多くは開業医によって行われていますが、最近は大学病院でも「形成外科・美容外科」といった標榜を掲げ、美容外科の治療を行っている施設もあります。

なお、基本的に疾患の治療をするのではありませんので、美容外科の治療は保険が適用されない自由診療となります。一方、機能傷害がある眼瞼(がんけん)下垂、巻き爪、陥入爪(かんにゅうそう)などは保険診療となります。

美容外科で行われる主な治療(手術)は、以下となります。

●まぶた:二重まぶた、しわ・たるみ取りなど ●鼻:隆鼻術、整鼻術、小鼻形成術など ●顔の若返り(しわ、しみ):たるみを取るフェイスリフト、薬剤を用いて皮膚の表面をむくケミカルピーリング、レーザーを用いて皮膚の表面を削るレーザーリサーフェシング、コラーゲンやヒアルロン酸の注入など ●顔の輪郭形成:エラ、ほお骨の張りなど顔の骨格形成 ●乳房:豊胸術、乳房固定術、乳房縮小術 ●肥満:腹部や臀部(でんぶ)の余分な脂肪を取る脂肪吸引術など ●毛髪:脱毛術、植毛術 ●その他:ほくろのレーザー治療、ピアスホール、ピアストラブル、ワキガ、多汗症など

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