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代理出産



代理出産とは代理母出産とも呼ばれ、「ある女性が別の女性に子供を引き渡す目的で妊娠・出産すること」と定義されています。その出産を行う女性を代理母といいます。また、妊娠するという部分を強調して、代理懐胎と呼ぶ場合もあります。

この代理出産には、ホストマザーと呼ばれ、代理母とは遺伝的につながりのない受精卵を子宮に入れ、出産する方法と、サロゲートマザーと呼ばれ、夫の精子(もしくは精子バンク)を使用して代理母が人工授精を行い、出産する方法があります。

日本国内では、原則として代理出産は実施されていません。生殖補助医療の進展を受けて、日本産科婦人科学会が1983年10月に決定した会告により、自主規制が行われているためです。しかし、代理出産そのものを規制する法制度は、現在まで未整備となっています。

2008年3月、政府からの依頼で代理出産の可否を検討していた日本学術会議の委員会では、法律で禁止すべきだとする報告書をまとめました。医学的、倫理的に問題が大きいというのが理由で、営利目的で代理出産をあっせんしたような場合、処罰するとしています。

一方で、代理出産以外に自分たちの子供を持てない人たちがいることを考慮し、最後の手段として例外的に行う道も残されました。

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