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ツボ



ツボとは、指圧や鍼(はり)、灸(きゅう)による治療を行う際に、刺激することで効果が現れる特有の部位のことです。専門用語では、経穴(けいけつ)、穴(けつ)といいいます。

東洋医学の観点では、頭から足にかけての体の表面に、たくさんのツボが縦の線で結ばれるように点在し、14の系統に分かれています。このツボを結ぶ線のことを経絡(けいらく)といい、体内を流れているエネルギーである気が、経絡の中を正常に流れることで、健康が維持されます。

ツボとは、気のエネルギーの通り道である経絡上にあって、気が出入りし、経絡が合流したり、分枝したりする経絡状の重要な部位。三里、湧泉、合谷、百会といったツボを刺激して、気の流れを整え、その経絡につながる機能の不調を回復させるというのが、ツボ療法の考え方です。

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