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多剤耐性結核



多剤耐性結核とは、2〜4種類の抗結核薬を約6カ月服用する標準的な治療において、効き目の強い第一選択薬であるイソニアジドとリファンピシンの2剤が効かなくなった結核のこと。1980年代より、世界各地で出現しています。

2剤が効かなくなると、結核の治療が大変難しくなる結果、入院期間も長くなります。多剤耐性結核では、薬だけでなく、毎日の食べ物や運動を含めた総合的治療が必要となってきます。

また、治療薬のほとんどが効かない超多剤耐性結核(広範囲薬剤耐性結核)も世界各地で出現しています。

結核菌が耐性を持つようになる主な原因は、薬の服用を途中でやめてしまうなど治療の中断であるため、患者が確実に薬を飲むように支援していくことが重要です。患者に対する徹底した治療とともに、耐性菌出現の監視体制の強化も不可欠です。

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