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小乳房症

女性の乳房の発育が十分ではない状態

 小乳房症とは、女性の乳房の発育が十分ではない状態を指す症状。乳房発育不全とも呼ばれます。

乳房の大きさや発育度合いは個人差による部分が大きく、具体的な定義は難しいのですが、思春期に入っても乳房の発育が顕著に認められない状態を小乳房症と見なします。

両側の乳房の発育が悪い場合もありますが、片側の乳房のみ発育が悪い場合もあります。

原因不明の場合が最も多く、生まれ付き乳腺(にゅうせん)が未発達であったり、思春期に卵巣などの重要な内分泌臓器が十分に機能しないことが原因であることもあります。

思春期に入っても乳房が発育しないことで、小乳房症が疑われます。

両側、あるいは片側の小乳房症の症状が明らかで、美容的な問題により乳房を作って悩みを解消したいと望むのであれば、乳腺外科、形成外科、あるいは美容整形外科を受診し、形成手術によって整えることを考えてみてもよいのではないかと思われます。

ただし、女性としての体が完成する20歳前後に形成手術を行うことが勧められます。

小乳房症の検査と診断と治療

乳腺外科、形成外科、美容整形外科の医師による診断では、視診、触診、超音波(エコー)検査、マンモグラフィー(乳房X線撮影検査)などを行います。小乳房症の具体的な定義が難しいため、診断にも難しい面があります。

乳腺外科、形成外科、美容整形外科の医師による治療では、人工乳腺(豊胸バッグ)を使った乳房形成手術(豊胸手術)を行います。小乳房症への形成手術の適用の場合は、原則的に形態のみの修復となり、 外見的な症状は改善されます。

乳房形成手術(豊胸手術)は、胸がしぼむことなく、人工乳腺(豊胸バッグ)を挿入した時点とほぼ同じ乳房の大きさを半永久的に維持できるのがメリットですが、大掛かりな手術が必要になるため、どうしても後遺症や合併症のリスクが高まります。

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