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新医療計画


医療計画は医療法に基づいて都道府県が策定しますが、2008年(平成20年)4月から、新しい医療計画制度がスタートします。約20年ぶりに、制度が大幅に見直されることになります。

旧医療計画では、医療費の抑制のために、入院ベッド数が増えすぎないよう管理するのが、主な目的でした。06年の医療法改正で方針転換した新医療計画では、病院の役割を分けることにより、効率的な医療利用も目指します。

具体的には、1、地域での病院の役割分担を明確にした上で、患者がスムーズに転院し、診療情報もうまく引き継がれるよう見取り図を描く、2、地域で各役割を担う病院名を住民に公開する、の二点が、主な目的。

がん、脳卒中、急性心筋梗塞(こうそく)、糖尿病の4疾病と、救急、へき地、周産期、小児、災害の5医療分野を担う医療機関の名称が、連携体制などとともに、各都道府県の計画に盛り込まれ、順次、公表されます。

計画ができても、医師数などの乏しい地域では役割分担作業に遅れが出ており、どこまで実効性があるかは、今後の課題となります。

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