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神経科



医療機関によって、扱う疾患が異なる診療科

神経科とは、医療法によって広告できる標榜(ひょうぼう)科の一つの診療科。その定義ははっきり統一されておらず、他の診療科と混同されることが多いのが現状です。

現在、ほとんどの医療機関では、神経科と称する診療科は「精神科」の別称であり、うつ病や統合失調症などの心の疾患を始め、アルコールや薬物の依存、中毒の診断、治療を行っています。精神神経科、あるいは神経精神科と称する診療科も、精神科と同様、心の疾患の診断、治療を行っています。

医療機関によっては、神経科と称する診療科は、ノイローゼや自律神経失調症、パニック障害、ヒステリーなどの神経症の診断、治療を行っています。あるいは、医療機関によっては、神経科と称する診療科は「神経内科」と同様、認知症やパーキンソン病などの脳や脊髄(せきずい)、末梢(まっしょう)神経、筋肉の障害によって起こる疾患の診断、治療を専門に行っています。

神経科と混同されやすい診療科のうち、どの医療機関でもはっきりと区別しているのは、過敏性腸症候群などのストレスからくる身体的な症状を専門とする「心療内科」です。

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