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診療放射線技師



診療放射線技師とは、厚生労働大臣認定の国家資格で、医師の指示の基づき、エックス線(レントゲン)撮影やCTスキャナー、MRI(磁気共鳴画像装置)などの特殊技術を使っての画像診断や、治療のための放射線照射を行います。エックス線技師、レントゲン技師と呼ばれることもあります。

医療における放射線の利用は、元々医師によって行われていましたが、現在では放射線診療技術の高度化に伴い、高いレベルでの専門知識や技術を身に着けた専門職としての診療放射線技師がもっぱら行っています。ほかに、取り扱いに専門性を要するため、放射線管理などの業務も、診療放射線技師が行っています。

国家試験の受験資格は、大学受験資格者で、文部科学大臣指定の学校、もしくは厚生労働大臣指定の養成所で3年以上の必要な課程を修めた者。試験は3月上旬に実施され、2010年(平成22年)の合格率は80パーセント。

診療放射線技師の学歴に関しては、従来は短期大学もしくは専門学校の出身者が多く見受けられましたが、近年では高学歴化が顕著となり、4年制大学、さらには大学院出身者が大幅に増加する傾向にあります。博士号取得者も増えてきています。

資格取得者は、国公私立病院や診療所、保健所、医療機器メーカー、行政、原子力発電所、医学研究所、教育機関などで幅広く活動しています。

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