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細菌
細菌とは、原核細胞からなる微生物の一群。バクテリアとも呼ばれます。
大きさは幅0・2~10μm(マイクロメートル)で、細胞膜と細胞壁を持ちますが、核膜に包まれた核と呼べる構造体はなく、葉緑体やミトコンドリアと呼べる細胞内器官も見当たりません。
細菌はさらに真正細菌類と古細菌類に分けられ、大腸菌などのグラム陰性菌と、枯草菌などのグラム幼生菌に分けられる一般的な細菌が真正細菌類に属し、メタン細菌、硫黄細菌などが古細菌類に属します。
主に分裂によって繁殖し、地球上の至る所に存在します。人に有害な細菌、例えば体の中に入り込んで病気を起こすものもありますが、人の生活に有用な細菌、例えば納豆を作る納豆菌などのように食品加工や、メタン細菌などのように有機物の分解に利用されるものもあります。
また、人と共生している細菌もあり、代表が腸内にいるビフィズス菌といえます。人の皮膚や鼻の穴には、黄色ブドウ球菌などもよく住んでいます。
ちなみに、黄色ブドウ球菌は、大人の皮膚または健康な皮膚には何でもない菌ですが、皮膚が傷付いたり抵抗力が落ちていたりすると、子供を中心にとびひを起こすこともあります。
このように、状況によって人に有害になったり、ならなかったりする菌を日和見(ひよりみ)菌と呼んだりします。
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