健康創造塾 健康実用辞典 健康創造塾 健康実用辞典 健康創造塾 健康実用辞典 健康創造塾


カルニチン



ビタミン様物質、アミノ酸様物質で、主な働きは脂肪酸の代謝

カルニチンとは、ビタミンに近い働きをする水溶性ビタミン様作用物質。ビタミンBtとも呼ばれます。

カルニチンはL-カルニチン、塩化カルニチン、塩化レボ・カルニチン、アセチルカルニチン、DL-カルニチンの総称であり、アミノ酸の一種のアミノ酸様物質でもあります

体内では肝臓や腎(じん)臓で、必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されて、微量が生成されます。そのため、基本的に不足することはありませんが、体内においてビタミンC、ビタミンB6が不足している状態だと、生成力が低下してしまうことから不足する場合があります。

カルニチンには、脂肪酸の代謝を促し、脂肪を効率的に燃焼する作用があり、近年ではそのダイエット効果が注目されています。また、疲労を抑制する効果も期待できます。

カルニチンを多く含むのは、羊肉や牛肉、豚肉、鶏肉、魚類、貝類などの動物性食品で、トマト、アボカド、納豆、小麦などの植物性食品にも微量が含まれます。

日本では従来から、L-カルニチンが強心剤や慢性胃炎などの医薬品、塩化レボ・カルニチンが希少病の医薬品、DL-カルニチンも胃薬として使用されていますが、L-カルニチンについては2002年12月に食薬区分が見直されて、食品素材としての使用が認められ、脂肪燃焼系アミノ酸としてダイエット食品などにも配合されています。

そのL-カルニチンのダイエット効果や肥満予防効果は、コエンザイムQ10と同時に摂取することで、より高まるといわれています。

コンテンツのトップへ戻ります ページのトップへ戻ります ホームへ戻ります

健康実用辞典のトップへ戻ります ページのトップへ戻ります ホームへ戻ります


Copyright 2003〜 kenkosozojuku Japan, Inc. All rights reserved.