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がんペプチドワクチン
がんペプチドワクチンとは、2008年から臨床試験中のがん治療ワクチン。
このがんペプチドワクチンを用いる治療法は免疫療法の一種で、手術、放射線、抗がん剤に次いで、がんの標準治療法となることが期待されています。
ワクチンは東京大学医科学研究所で開発されたもので、がん細胞や、がん細胞に栄養を送る血管に含まれる蛋白(たんぱく)質の断片(ペプチド)を、一つないし複数投与して、患者自身の持っている免疫力を高め、がん細胞を攻撃して増大を抑えることを目的としています。
現在、いくつかの臓器のがんに特異的な蛋白質をもとに、免疫を高める可能性のあるペプチドを同定して、それらを利用したがんペプチドワクチン療法の臨床研究が多くの医療機関の協力で実施されています。
研究段階であり、効果が得られることが確実ではありませんし、予期せぬ重篤な副作用が発生する危険性がないとはいえません。また、この研究段階の治療を受けるにはいくつかの条件がありますので、希望すればすべての患者が臨床試験を受けることができるものではありません。
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