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禁煙補助薬



禁煙補助薬とは、禁煙による禁断症状(離脱症状)を和らげるなど、禁煙をしやすくする薬のこと。

医療機関で処方される禁煙補助薬としては、ファイザーが販売する経口禁煙補助薬「チャンピックス」と、ノバルティスファーマが販売する禁煙補助薬「ニコチネル」(ニコチンパッチ製剤)とがあります。

チャンピックスはニコチンを含みませんが、脳のニコチンを受け取る部分をブロックし、禁断症状を抑えるだけでなく喫煙しても満足感が得られないような作用があります。少量で1日1回から始め、次第に回数と量を増やし、3カ月間続けます。

ニコチネルはニコチンを含み、パッチを皮膚に貼(は)ってニコチンを吸収させることにより、禁煙時のイライラ、集中困難などの禁断症状を抑え、禁煙を成功に導きやすくします。

チャンピックスとニコチネルを使用して医療機関で禁煙治療を受ける場合は、一定の条件を満たせば保険適用となり、ニコチン依存症の人の禁煙に効果を上げています。

禁煙補助薬のうち、医師の禁煙処方がなくても薬局、薬店で買えるOTC医薬品(一般用医薬品)には、ニコチンガムとニコチンパッチがあり、大正製薬が販売しているパッチタイプの「シガノンCQ」、ノバルティスファーマが販売しているガムとパッチタイプの「ニコチネル」、ジョンソン・エンド・ジョンソンが販売しているガムとパッチタイプの「ニコレット」があります。

ニコチンガムとニコチンパッチは、少量含まれるニコチンが禁断症状を緩和するものです。

ただし、薬事法の改正で販売方法が変わり、パッチタイプの禁煙補助薬は副作用の危険性が高いとされる第1類医薬品に分類され、薬剤師の説明がないと購入できなくなっています。

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