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イオンバランスとは、空気中のプラスイオンとマイナスイオンのバランス。イオンとは、空気中に含まれている物質で、わずかな電気を帯びた状態の原子または分子のことです。このうち、電気的にプラスになっているものをプラスイオン、マイナスになっているものをマイナスイオンと呼んでいます。
私たちが生活している一般的な環境の空気には、1立方センチメートル当たり1000~3000個のイオンがあるといわれており、プラスイオンとマイナスイオンの割合は5対4くらいになっています。しかし、空気中のイオンの割合は常に一定のバランスで保たれているわけではなく、環境や気象条件によって変化しています。
特に、都市部の生活環境は排気ガス、酸性雨、化学物質、電磁波、タバコの煙などの影響によって、プラスイオンを増加させる傾向にあります。
プラスイオンが増加して、イオンバランスが崩れると、疲労感や不眠、頭痛、イライラ、生活習慣病など、人間の体にさまざまな影響をおよぼすともいわれています。
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